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毎年恒例のお泊り遠征です

7月8月と決算時期で伝票整理に追われ、毎度のことながら更新できませんで申し訳ないです。
おまけに、梅雨明け後も今年は天候不順で、予定がことごとく中止になり、まともに山に行かれた日が何回あったでしょうか。そんな中でも、何回か予定を繰り下げ、白馬岳~唐松岳の縦走に行ってまいりました。
日本人は三大***というのが好きなようで、このコースも三大キレットと呼ばれ「不帰のキレット」を通過してまいります。
と、言ってもよくわからないでしょうが、下の写真はよくご覧になると思います。八方尾根の八方池ですね。その後ろにそびえているのが「不帰の嶮」。ここを歩いて、八方池も通って一周いたします。
白馬大雪渓から白馬岳に行き、天狗岳、不帰の嶮、唐松岳、八方尾根、八方池、ゴンドラリフトで一周してまいります。
白馬大雪渓の入り口「猿倉」に車を置いて参ります。
実を言うとこの山行きの5日前に、くだらない理由で左ひざを痛めまして、一歩も歩けない状態で、いつもの接骨院の先生に泣きつき、なんとかお願いしますと、毎日通いはしたものの、とても山登りなど・・・・・、な、状態で(先生はまあ大丈夫じゃねーっと言っていましたが)本人は歩けるだけでも奇跡な状態で、まともな状態でも、1日目9時間・2日目8時間かかる山行きが、2日間も持つだろうかと、ものすごく暗い感じでこの駐車場に居ます。
猿倉口に登山届を出してまいります。8月も後半になりますと日の出が遅いです。
ここまでは林道ですから、歩けない場合にはまだ引き返せます。
白馬尻に来てしまいました。何とか膝は持っています。もちろん、サポーターから痛み止めまでできることは、みなして臨んでいます。
小屋の先からは、本格的に登山道です。先に大雪渓が待っています。
今年はもともとの雪が少なかったのと、来た時期が遅かったので、大雪渓どころか、小雪渓にもなっていませんでした。
写真にとれば、気分だけは大雪渓。実際は何百mもなかったです。
せっかく持ってきましたから、アイゼンは付けましたが無くても何とかなったかな!?程度で。
雪渓が小さくなって危ないので脇を通ります。
石室跡、らしいのですが、そう書いてありますので・・・。
空が近くなってきました。
その石室が今では、この避難小屋!?か
稜線が見えました。とりあえずは第一の目標、村営頂上宿舎です。最悪もう歩けなくなってもとりあえずは泊まれます。
白馬岳に行くかどうか迷うところです。ここまで来たから行ったほうがいいけど、ここからまだ先が長いから、膝に負担は少しでも少ないほうがいいので・・・・。
村営宿舎の脇にリュックをデポして行くことにしました。
これぐらいでダメなら明日はもっと厳しいので、ダメならここで泊まろうということになりました。
白馬山荘からほどなくして、白馬岳山頂です。
朝、そんなに早いわけではありませんが誰もいませんでした。白馬山荘に泊まった人は出発した後でしょうが、手負いの私の足ですからそんなに速くは歩けませんし・・。
白馬岳を後に、今日の宿「天狗山荘」に向かいましょう。
なかなか長大な尾根ですね。普段なら気持ちのいいスカイラインなのでしょうが、今日はひたすら膝が持ってくれるのを祈るばかり。
白馬三山の白馬鑓ヶ岳です。
ここから下れば「白馬鑓温泉」です。子供がまだ小学生の時はここまでで下っていき、温泉でもう一泊でした。
今日もまたライチョウがお出迎え。絶滅危惧種のはずなんですが、実によく見かけます。
つがいなのか、親子なのか、勉強不足でよくわかりません。
本日のお宿「天狗山荘」に着きました。
ライチョウは小屋のすぐ手前に居ました。
一日目の夕日です。
朝食をいただいて出発です。
「天狗の頭」です。これが小屋の名前の由来ですかね。
まだ、膝は持っています。とりあえずは今日も行けそうです。
北アルプスの山並みがよく見えます。再来週はここに行きます。
「八方池」が見えました。なかなかこの角度はここに来ないと見れませんね。
ここからが本日の核心部です。
なかなか厳しい角度で下っていきます。
足の悪いやつには、下りが特に厳しい。
それでも3大・・・のうちでもここは一番簡単な方。
今年もこいつが居ました。しかしながら、今年ばかりは膝がこんな状態ですので助かっています。
上がって下がって、しかもこんな急な岩場を。
落ちればそれまでなところも・・・。
人工物のハシゴなどはもっと怖い。
草が生えてるほうがホッとしたり。
何気ない指導票が慰霊碑だったり・・・。
左がその慰霊碑。そしてここが不帰のキレット。
厳しいのももう少し。
ここまで来れば、危険なところはほぼ終了。
唐松岳は、前回来た時も雲の中。
八方尾根から下ります。
前回ここに来た時も、ライチョウが居りました。
今山行きでは2回目。今日は子供のようで親鳥を呼んでいます。
さっき通って来たところも雲の中。
超メジャーな「八方尾根」人が多いです。
さっき上から見えた「八方池」
近くで見るのとでは感じが違いますね。
リフト小屋が見えてきました。今回の山行きも終了が近いです。
前回も言いましたが、長野オリンピックの滑降競技のスタート地点。棒しか残っていません。
3回乗り継ぎます。
最後はカプセル状のゴンドラ。結構高いところを行きます。意外と怖い。麓に降りて、あとは、路線バスで猿倉まで戻り、今回の山行きは終了です。
自分の不注意とはいえ5日前まで痛くて一歩も歩けなかったのに、よくもまあ山登りなどできたものだと、またそんな無謀なことをと反省しております。とりあえずは何とか無事に帰ってこれてよかったです。さて、再来週は奥穂高~西穂高へジャンダルム経由でまいります。
膝が治って十分な状態で行かれるでしょうか。更新する暇があった書きます。日付か変わっていたら見てやってください。

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